GP-RSS

プログラム長挨拶

教授 中谷 友樹

はじめに

災害科学・安全学国際共同大学院プログラム(GP-RSS)
は、本学と海外有力大学の強い連携のもとに国際共同教育を行い、世界を筆引する高度な人材を育成する「国際共同大学院プログラム」群を構成するプログラムの一つです。2017年に本学は指定国立大学法人に指定され、「災害科学・安全学」を本学が強みを発揮する国際研究クラスターのひとつとして位置づけ、世界トップレベル研究拠点の形成を重点目標としています。2019年春にスタートした本プログラムは、世界を取り巻く不確実性の中で、安全・安心な社会を構築していく上で必要とされる、しなやかで対応力のあるレジリエントな研究の国際化と研究者の育成を目指しています。連携する海外の教育研究機関も多く、災害や安全に関連する幅広い科学分野をカバーしています。
環境科学研究科・災害科学国際研究所・工学研究科・医学系研究科・農学研究科・国際文化研究科の大学院生の中から選抜されたプログラム参加学生は、通常のカリキュラム加え、国際性と学際的 研究能力を養うために設けられた講義を受け、海外連携先で延べ6か月以上の研究を行います。海外連携機関との積極的な学生交流を行い、災害科学・安全学の専門分野を履修し基盤分野の知識を習得した上で学際的な「レジリエンス学」に関する実践的スキルを身につけ、多層的な視点からの課題・プロジェクト解決型学習能力が備わった研究者としての資質を磨くための豊富な機会が用意されています。また、それらのメニューを存分に活用できるよう、プログラム学生は、経済的な支援や海外渡航に対する支援など、さまざまな支援を受けることができます。
意欲とチャレンジ精神にあふれ、世界に羽ばたく意欲あるみなさんの積極的な参加を期待します。

GP-RSS プログラム長
環境科学研究科 教授 中谷 友樹

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